『ミスト』感想文
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2016/02/17
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『ミスト』
原題:The Mist
監督:フランク・ダラボン
2008年5月10日 日本公開
【雑なあらすじ】
・激しい嵐の夜が明け霧が立ち込める朝。湖のほとりに住むデヴィッドは妻に家を任せ、息子と隣人とともにスーパーマーケットに買出しへ。
・突如スーパーマーケットを襲う地震。「霧の中になにかがいる!」と男が逃げ込こんでくる。
・徐々に明らかになっていく「なにか」の正体。はたして人々は生き残れるのか!
たまーに霧に覆われる日があると、必ずといっていいほど誰かしらが「『ミスト』みたい」と言う。タイトルだけは知っていたので「あーホントだー」くらいに流していたんですが、なんでもっと早く観なかったのかと。めちゃくちゃおもろいやんけ!
2008年の公開当時も自分のまわりでは話題になった記憶がまったくない。Twitterもまだ普及してなかったから情報が入らなかったのかなぁ? というか、原作の小説が80年代に発表されただけで映画はわりと最近の作品なんですね。
なぜかわたしは、これまでずっと幽霊系のホラーだと思ってて。でも、実際観てみたら全然違った。謎生物系かー! 造形はCGだと思うんだけど、クオリティはそんなに高くない。よってあまり怖くはない。
そのぶんストーリーのテンポと、キャスティング含め登場人物のキャラ立ちがしっかりしている印象だった。
主人公の手助けをするスーパーの店長が、のちのハリー・ポッターのドビー(の声優)だったり、家に残した子供を心配して1人霧の中に消えていく女性がウォーキング・デッドのキャロルだったり(役どころも似てる)するのもおもしろかった。
狭いスーパーの店内でずっと宗教演説をして「生贄を捧げよ」とまで言い出す女がいるんですが、恐怖ゆえにだんだんと信者になっていく人もいればそうでない人もいて。そんなパニックになりかけているスーパーで、「人間は生まれつき善良だ」と主張する女性に、おじいさんや店長が「恐怖にさらされると人はどんなことでもする」「部屋に2人以上いれば最後は殺し合うんだ。そのために宗教と政治がある」と諭すんだけど、そのセリフが特に印象に残った。いわゆる「人間がいちばん怖い」ってやつですな。
ラストシーンは後味悪めだけど、「最後まで希望を捨てるな」ってことかな〜と思いました。
こういう映画を観ると毎回思うんだけど、もし日本で街が怪物とかゾンビだらけになったらみんなどうするんだろう? 海外映画だと誰かが銃を持っててある程度はなんとかなるけど、日本だと個人で戦う術ってなくないですか? 素手? 死ぬ気しかしない😇😇 2019年も無事生き残れますように!